広域性発達障害の児童・生徒対応

汎性達障害(PDD)の児童生徒対応

全国webカウンセリング協議会 安川雅史

広汎性発達障害の児童生徒は、様々な問題行動を起こします。 これらは、障害の特性でもあり、無理強いをしても改善されないばかりか、間違った対応を続けていると、症状が悪化してしまう事もあるので注意が必要です。
発達障害の児童生徒の場合、怒鳴ったり、叱っても、状態は悪化します。 特に、広汎性発達障害の児童生徒は、耳から聞く力が弱い場合が多く、くどくど言っても、理解出来ません。
また、婉曲的な言い方や皮肉も言葉通りに受け取ってしまう可能性があるので、 出来るだけ短い言葉でわかりやすく伝えるように心がけてください。抽象的な言葉は通じないことがありますので具体的に伝えてください。また、否定的な言い方が通じにくい子もいますので、肯定的な言い方で伝えてあげてください。 「明日は遅刻するなよ」ではなく、「明日は早起きして学校に来ましょうね」と肯定的な言葉で伝えてください。好ましい行動や、取らなければならない行動を、 肯定的な言葉で伝えると、理解しやすくなります。 場面に応じた気持ちの切り替えが難しい児童生徒には、タイマーを利用し時間になったら知らせる機能を使うのも有効です。また、広汎性発達障害の児童生徒は、変更を受け入れることが難しく、一度覚えた事は忘れません。 時間割が変更になっただけでパニックになる児童生徒もいますので、直前に知らせるのではなく、数日前までに変更は伝え、当日の朝も再確認するようにしてください。時間割の変更は口頭だけではなく、必ず、紙にも蛍光ペンで目立つようにチェックして視覚にも訴えかけてください。集団生活に入る前に、出来るだけ多くのルールを教えてあげるようにしてください。「ありがとう」「どういたしまして」「どうぞ」 などのよく使われる単語は日頃から意識して使い、状況に応じて使い分けできるようにさせてください。  先が見通せなかったり、自分の思い通りに事が運ばなかった為に、混乱してパニックになり、大声をあげたり、泣き叫んでいる時に、怒っても逆効果です。安全な場所に移し落ち着くのを待ってください。(危険な場合や緊急を要する場合は、一時的に押さえ込まなければならない時もあります)言っている事を理解出来る児童生徒の場合は、落ち着いてからゆっくり説明してあげてください。また、パニックになった出来事を先生と児童生徒で一緒に振り返ってください。場所を変える事によって、落ち着く児童生徒もいます。 決して感情的にならず、毅然とした態度で冷静に対応してください。 児童生徒との間で学校内でのルールを決めてください。成功した時はしっかりと褒めて自信を持たせてください。 先を見通す力が弱い児童生徒には、 その日の予定を、毎朝、児童生徒に知らせておいてください。(言葉だけではなく、紙に書いて渡してください)耳で聞く事よりも、視覚から情報を取り入れる能力の方が上回っている子には、 写真や絵などをうまく利用する必要があります。スケジュールに沿った行動を毎日とらせることにより、自分が何をどうすればいいのかが理解できるようになっていきます。物事の順番などにこだわる児童生徒は、少しずつ慣らしていき、こだわりを取っていくことが大切です。また、自分の頭を壁に打ちつけたり、顔をたたくなどの行為がしばしば見受けられますが、これは、うまく自分の気持ちを相手に伝えられなかったり、自分が何を求められているのかを、理解出来ずにイライラしている可能性がありますので、原因をよく分析した上で、ストレスを取り除いてあげることが大切です。怒鳴ったり、叱り付けても逆効果になります。
また広汎性発達障害は、他人の感情を理解しにくい障害なので、 他人の顔を殴ったりする攻撃的な行動もしばしば見られます。この場合も児童生徒を静かな場所に移し、児童生徒の話をしっかりと聴いた上で、やってはいけない行為であると伝えてください。また、絶対に人を殴らないと約束させてください。自分を落ち着かせる為に独り言をブツブツ言っていることもありますが、ある程度は認めてあげましょう。周りにも悪影響があると思われる場合、「授業中は禁止」など、ルールを決めてください。広汎性発達障害の児童生徒の中には、危険を察知したり、回避したりする能力の乏しい子もいます。学校内(児童生徒の目の届く場所)に危険なものがないかを確認してください。安全にだけは、細心の注意を払ってください。頭を揺すったり、身体を揺らしたりする事を好む児童生徒がいます。 これは、触覚や視覚に刺激を与えて楽しんでいるときにとる行動ですが、没頭しすぎないように、他の事に目を向けさせてください。5分間先生と話しをする・・・など。オウム返しは、言葉の獲得段階でよく見られる現象です。ある程度言語のレベルが発達すると自然に消えますが、大きくなっても続く場合には、 質問の意味が理解出来ていない 可能性がありますので、出来るだけ、分かり易い言葉で話し掛けてあげてください。 また、学校内のものを使用しても元の場所に戻せない児童生徒の場合は、必ず、借りたものは、元の場所に戻さなければならない。と伝え、後片付けの習慣もつけさせてください。
指導上の留意点
1.単純明快な指示を心がける。(指示は具体的表現でひとつひとつ確認する)
2.急な変更はしないようにする。(変更がある場合は事前に話しておく)
3.変更がある場合は、口頭だけではなく必ず紙に書いて蛍光ペンなども使い目立つようにして渡す。
4.否定的言葉は避けて肯定的な言葉で伝える。
5.児童生徒が問題行動を起しても感情的にならずに冷静な対応を心がける。
6.学校でのルールは集団生活に入る前にわかりやすく教えておく。
7.注意力が散漫にならないように教室の中の整理整頓を心がけ、余計なものは置かないようにする。
8.重要なことは、目立つような大きな字で目立つ色を使い紙に書き、目立つところにはっておく。
9.行動のルールを決めて、約束が守れたときは、最高の表情で、約束が守れたことを毎日褒める。
10.  不適切な言動があった場合は、わかりやすい言葉を使い児童生徒に気付かせ、気付けたことを褒める。また、してはいけないことを常識的に教えて、これからはどうすればよいか?を具体的に指示する。
11.  児童生徒が座る席は、最前列の教師が一番目に届くところに座らせ、適宜、声かけをする。
12.  児童生徒の集中力を考えながら、集中力が切れる前に、児童生徒の近くを通り、タイミングよく声をかける。
13.  完璧は求めずに、多少だらしない行為があっても、周りに迷惑をかけていなければ、細かいことは、注意しない
14.  タイマーなど時間になったら知らせる機能を利用する。
15.  パニックを起した時は、静かな落ち着ける場所に移動し、冷静になるのを待つ。冷静になってから、児童生徒と向かい合い、パニックになった出来事を振り返る。
(興奮しているときは、叱らずに落ち着くのを待つ)
16.  スケジュールを決めスケジュールに沿った行動を毎日とらせる。
17.  児童生徒が登校してきたらすぐに今日のスケジュールの確認をする。また、声かけは先生のほうから積極的に毎日すること。活動への参加も積極的に行うようにする。
18.  借りたものは必ず元の場所に返す習慣を身につけさせる。
19.  一貫性のある粘り強い指導を心がける
20.  絵や写真、模型などを指導のときに上手に活用する(視覚からの情報のほうが頭に入りやすい)
21.  児童生徒がイライラしている場合は、よく観察し、原因を分析すること。児童生徒からイライラしていること、ストレスになっていることを直接聞いてもよい。
その場合は、理由ではなく、意図を尋ねること。例)「なんで○○ちゃんに暴力を振るったの?」と理由を聞くのではなく、「イライラしていたの?」「何がしたかったの?何をしようと思ったの?」と意図を聞くことが大切である。
22.  原因がわかった場合は、児童生徒がイライラしないための環境づくりをする。
23.  児童生徒と話をするときは、近づいて、静かに、穏やかに話しかける。
24.  多動の児童生徒には、プリントの配布などを手伝ってもらう。
25.  集中できる時間に合わせた課題の作成(50分集中させようとするのではなく,
15分で完成する問題を3つ用意し、ひとつ課題が終わるたびに、質問をしながら、一旦、リセットして次の課題に取り組ませる。

子どものスマホ・トラブル対応ガイド

2016年4月11日発売。 知っていますか? スマホの危険と対処法 教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載!...
発行年月日 2016年04月11日
定価 2,160円
(本体:2,000円)
 
編著者名 全国webカウンセリング協議会 理事長
安川 雅史/著

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子どものスマホ・トラブル対応ガイド - web ...
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子どものスマホトラブル対応ガイド(予約) - 20163月下旬発売予定。現在予約受付中です。知っていますか? スマホの危険と対処法教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載! □「スマホ依存」「LINEいじめ」「悪質投稿」「リベンジポルノ」――
 

フリースクールみらいのつぼみ

 

フリースクールみらいのつぼみ

現在、不登校、いじめ、意欲減退、学力不振、家族・対人関係、ネット・ゲーム依存など、生徒とその家族を取り巻く地域社会は様々な課題をかかえています。

フリースクールみらいのつぼみは「課題を抱える生徒や保護者の方に寄り添い、支援を行うこと」「地域とのかかわりにより生徒や保護者の課題を解消し、社会で活躍できる人材を育成すること」を目的として開校しました。

私は教員時代に、様々な子ども達と接する中で、表層に表れない1人ひとりの苦悩や葛藤を深く感じていました。家族の事、友人関係の事、学校での事、自分でもよく分からない辛い事など、本人ひとりでは、立ち向かえない環境にいる子ども達とたくさんかかわりました。

そこで、私は、何かできる事があるのではないか、自分だけでも寄り添えるのではないか、という想いで今の活動を始めました。

学校現場を離れ、養護施設や少年院、児童自立支援施設、知的障害者の施設へ訪問すると、様々な子ども達が一生懸命生きていました。執拗ないじめにあった子ども、家族から見放された子ども、虐待にあった子ども、自分が必要とされていないと信じている子ども、結果として学校に通えなくなった子どもを、日々目の当りにし、子ども達には、心のよりどころ、安心できる居場所や支える人が必要だと痛切に感じました。

絶望してしまいそうな境遇の中、ひたむきに生きている子どもにもたくさん出会いました。私はこのような子ども達や保護者のために、私も成長し続けながら、力になりたいと想い、活動を続けています。

今の社会・世間の荒波を「自分の力で」乗り切り、将来、社会で自分らしく生きていける(貢献)できるよう、子ども達とその家族を支えていきます。

フリースクールみらいのつぼみは、私のこのような想いを実現できる「居場所」として活動して参ります。


ネットいじめ・LINEいじめニュース

 

2013年9月13日(金)東京新聞子どもとネット 「ラインいじめ」 使い方 ルール決めさせて
2013年09月13日 (金)リクナビ進学ジャーナル悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
2013年8月30日(金)東京新聞子どもとネット トラブル防ぐには フィルタリング 親の責務
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130830.html
2013年8月27日(火)産経新聞手口巧妙化、減らない書き込み 監視にも限界
2013年8月26日(月)産経新聞ネットいじめ・・・消してもまた…無間地獄で人間不信に
2013年8月25日(日)産経新聞急増LINE 仲間内でエスカレート 自殺後も「お通夜NOW」
2013年8月19日(月)毎日新聞LINE:「突然仲間外れ」子供トラブル相談急増
2013年8月17日(土)東京新聞 ネット依存の子どもたち<下> 絶対悪視は逆効果
2013年8月15日(木)東京新聞ネット依存の子どもたち<上> 「つながり」に縛られ
2013年8月4日(日)産経新聞LINEいじめ”の構造 届かぬ外部の目 「学校裏サイト」との違いは
2013年2月25日日経新聞わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態

全国webカウンセリング協議会・不登校児対応専門能力検
全国webカウンセリング協議会紹
全国webカウンセリング協議会設
下記から、東京で行われました人権シンポジウムの模様を見ることができます。安川は、LINEいじめについてお話させていただきました。
人権シンポシンポジウムin TOKYO
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
http://dot.asahi.com/aera/2013120300029.html
LINEトラブル深刻 いじめや暴力の契機に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/52231
進化するネットいじめ 今、怖いのはLINEの“外し”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00010003-jisin-soci
広がる“リベンジポルノ”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/11/1121.html
わが子をストーカーからどう守る
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/16/01.html
リベンジポルノ:被害拡大 元交際相手の写真、ネットに
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000m040120000c.html
ネット依存 - ニュースJAPAN - フジテレビ
誰も見ていないなら何をやってもいいのか?
全国webカウンセリング協議会各種講座
不登校児対応専門カウンセラー養成
全国webカウンセリング協議会の紹介ページ
全国webカウンセリング協議会活動内容
全国webカウンセリング協議会いじめSOS
ネットいじめ・LINEいじめから子どもを救え
不登校・ひきこもり対策
LINEいじめ
広がるLINEいじめ、LINEトラブル
LINEいじめ相談事例
リベンジポルノ
リベンジポルノから身を守る対策
リベンジポルノ相談が増えた理由
リベンジポルノ相談事例
リベンジポルノ対策

LINEいじめ・リベンジポルノニュース

 
「LINEいじめ」3つの要因!「既読」「言葉勘違い」「裏グループ ...
www.j-cast.com/tv/2014/08/12212922.html
中・高校性の間で携帯電話無料アプリのLINEを使ったいじめが急増している。利便性から世界で約4億人が利用しているLINEだが、日本では34歳の大阪府議が中学生相手に脅しまがいのメッセージを発信するなど、便利な通信手段から逸脱 ...
 
LINEで悪口…スマホ普及で防止難しく
読売新聞-2014/10/17
LINEを使って仲間外れにする新しい形のいじめも増えている。同協議会に寄せられた相談では、都内の女子中学3年生は今春、書き込みをすると無視されるようになった。学校で会っても話についていけない。友人たちは自分を除いてLINEで ...
 
熊本商業高校1年女子生徒-LINEいじめ自殺同級生書類送検 ...
www.xanthous.jp › 事件
熊本県立熊本商業高校 1 年の女子生徒が昨年 8 月、いじめを受け自殺していた事が 22 日明らかとなった。県教育委員会によると女子生徒は、昨年 4 月に入学し、寮に入ったが、無料通話アプリ「 LINE.
 
熊本高1女子自殺、LINEへの書き込みが原因か - YouTube
www.youtube.com/watch?v=ET4KQF2zGm0
去年8月、熊本県で高校1年生の女子生徒が自殺をした問題で、女子生徒に対してLINEへの書き込みによるいじめがあったこと ...
 
 
撮られた過去がある人は必読!「リベンジポルノ被害」を ...
news.ameba.jp/20141004-156/
ちょうど1年前に起きた三鷹ストーカー殺人事件では、“リベンジポルノ”という言葉が世間をにぎわせました。 リベンジポルノの被害を防ぐ最善の方法はというと、とにかく“撮らない、撮らせない”こと。ひとたび画像…
 
本当に怖いリベンジポルノの実態 親しい間柄でも一線… (1/3 ...
www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/.../zkj1409081540001-n1.htm
元恋人や元配偶者が、復讐のために別れた相手の裸の写真や動画をインターネット上に流出させる「リベンジポルノ」。昨年10月、東京都三鷹市で発生したストーカー殺人事件で注目され、被害の実態をテーマにした映画も製作されるなど ...
 
最悪!自分の恥ずかしい写真がネット公開されても「削除困難なケース」とは
日刊アメーバニュース
リベンジポルノ被害”を食い止める策3つ」では、全国webカウンセリング協議会・理事長の安川雅史さんからのお話をもとに、画像が流出した場合には、画像が掲載されているサイトの管理者に依頼して削除することができるとお伝えしました。
 
絶対撮らせちゃダメ!他人事ではない「リベンジポルノ」被害パターン3つ
wooris.jp/archives/102834 - キャッシュ
三鷹ストーカー殺人事件からおよそ1年。同事件は、“リベンジポルノ”という言葉が世に 広まるきっかけともなりました。ネット上のトラブル相談を受ける全国webカウンセリング 協議会のもとへも、事件の報道以来リベンジポルノに関する相談が ...


◇問い合わせ先:全国webカウンセリング協議会
【本部事務局】
〒105ー0014
東京都港区芝1ー5ー9住友不動産ビル2号館5階
TEL:03ー6865ー1911
FAX:03ー6865ー1918
URL: http://www.web-mind.jp/
Mail:info@web-mind.jp
 
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