子どものネット依存対策

子どものネット依存対策は?

インターネット社会の進展とともに社会問題となったネット依存症。10代を中心とする子どもの患者は不登校や引きこもりで社会との接点を失うことが多く、事態は大人の患者より深刻だ。どうすればネット依存を予防することができるのか。
●学校休みゲーム
東京湾を抱える三浦半島の先端近くにある独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター。毎週火・水・金の各曜日、ネット依存治療研究部門(TIAR)で診察を受ける患者が病院の門をたたく。2011年7月の設置だが、患者の約6割は未成年。2月下旬に来院した小学6年の男児(12)は「昼夜境なく110時間前後オンラインゲームにふけり、学校もしばしば欠席する」状態だったという。「親の財布からクレジットカードなどを抜き出し、課金制ゲームをしたり、ゲーム機を買ったりする子もいる」。医師や看護師ら7人からなるTIARを率いる樋口進医院長は、深刻な現状に警戒感を隠さない。
 
●仲間抜けにくく
樋口医院長によると、ネット依存の温床となりがちなのは、パソコンのオンラインゲーム。特に、複数の仲間とチームを組み、敵を倒しながら冒険するロールプレーイング型ゲームは要注意だという。「途中で抜けると仲間に迷惑をかける」との罪悪感から、ずるずるとゲームを続けてしまう傾向があるからだ。ラインやツイッターなどのソーシャルワーキング・サービス(SNS)の普及も、ネット依存性を増やしている。子どもとネットの関係などを助言する全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「ネット上で陰口をたたかれたくないため、子どもはチャットから抜けられなくなる」と語る。ラインは、会話のようにリアルタイムで短いメッセージをやりとりするのが特徴。子どもたちの間では「ラインのやりとりはリアルタイムで」という不文律があり、ネット依存に拍車を掛けている。
 
●「中高生の8%」
日本大医学部の大井田隆教授らが12〜13年、全国の中高生約10万人を対象にネット依存に関するアンケートをしたところ、ネット依存度が高い生徒は全体の8%に達した。大井田教授らは調査結果から「中高生約52万人がネット依存状態」と推計した。子どものネット依存は、もはや人ごとではなさそうだ。子どもがネットの世界に没頭するきっかけとされるのが、部活やクラスでの人間関係の行き詰まり。ネット社会に詳しい東京大大学院情報学環の橋元良明教授は「孤独感が強く、人間関係に自信がない子はネット依存に陥りやすい」と語る。ネット依存は精神面だけでなく、身体面にも悪影響が大きい。睡眠障害は思考力や集中力を低下させる。また「ネットの傍らカップ麺ばかり食べて栄養不足になり、基礎体力の衰えや足の骨密度低下もみられる」と樋口院長は指摘する。
●まず現状把握を
ネット依存から子どもを守るにはどうすればよいのか。
まずは現状把握が重要だ。米国臨床心理学者のキンバリー・ヤング博士が考案した「インターネット依存度テスト」によると、ネットを使う時間や心理状態に関する質問への回答を通じて、依存傾向を把握できるという。全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は、スマホを持たせる前に必ず子どもと約束事を決める必要があると提言する。
☆子ども部屋ではスマートフォン(スマホ)に触れさせない
☆時間を制限する
☆課金サービスのパスワードは親が管理する
ネット依存の相談に応じる「エンジェルアイズ」の遠藤美季代表は「本人が納得しないうちにいきなりネット環境を取り上げても、反抗されるだけで逆効果」と指摘する。普段から親子でコミュニケーションを取り、ネット依存の原因を把握することが大切だ。アルコール依存症などに比べ、ネット依存は病状の進行が非常に早い。疑わしい症状があった時は、まず医師やカウンセラーに相談しよう。また、ぶり返しやすいのもネット依存の特徴。樋口院長は「症状の変化に一喜一憂しないで。ネット以外の世界に徐々に関心が向くよう、子どもをしむけてほしい」と訴えている。
 
子どもがネット依存になった際の主な影響
精神面 
■睡眠障害
■抑うつ症状
 
身体面
■骨密度低下
■筋力低下
 
学習面
■成績低下
■留年
 
対人面
■友人関係悪化
■いじめ
 
ヤング博士考案「インターネット依存度テスト」
1.インターネットに夢中になっていると感じているか?
2.満足を得るためにネットを使う時間を長くしていかねばならないと感じているか?
3.ネット使用を制限したり、時間を減らしたり完全にやめようとして失敗したことがたびたびあったか?
4.ネットの使用時間を短くしたり完全にやめようとして、落ち着かなかったリ不機嫌や落ち込み、イライラなどを感じるか?
5.使い始めに意図したよりも長い時間オンラインの状態でいるか?
6.ネットのために大切な人間関係、学校のことや部活動のことを台無しにしたり、危うくするようなことがあったか?
7.ネットへの熱中のしすぎを隠すために、家族、先生やそのほかの人たちに嘘をついたことがあるか?
8.問題から逃げるため、または絶望的な気持ち、罪悪感、不安、落ち込みといったいやな気持ちから逃げるために、ネットを使うか?
 
5項目以上に当てはまると依存度傾向あり
 
毎日新聞 2014年3月2日「太田圭介」

子どものスマホ・トラブル対応ガイド

2016年4月11日発売。 知っていますか? スマホの危険と対処法 教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載!...
発行年月日 2016年04月11日
定価 2,160円
(本体:2,000円)
 
編著者名 全国webカウンセリング協議会 理事長
安川 雅史/著
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子どものスマホ・トラブル対応ガイド - web ...
shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info...50...
子どものスマホ・トラブル対応ガイド 特設ページTOP/ぎょうせい
子どものスマホトラブル対応ガイド(予約) - 20163月下旬発売予定。現在予約受付中です。知っていますか? スマホの危険と対処法教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載! □「スマホ依存」「LINEいじめ」「悪質投稿」「リベンジポルノ」――
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安川雅史講演会日程

 




 携帯電話に変わるスマートフォンの急激な普及をふまえ、新たな情報モラルの教育に子どもと家庭と地域が一体となって取り組むための教材です。本サイトは【子ども向け】と【保護者向け】で構成されています。

保護者の方/指導される方へ
 

【新作】子ども向け映像教材
情報モラル教材

スマホの落とし穴開発委員
赤堀侃司(東京工業大学名誉教授) 
安川雅史(全国webカウンセリング協議会理事長)
高橋泰之(全国webカウンセリング協議会理事)
西田光昭(千葉県柏市立柏第二小学校長)
制作協力
株式会社シィクリエイティブ
制作
一般財団法人 日本視聴覚教育協会



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親子のホッとネット大作戦

内容

·お子さんはネットにつながる機器を持っていますか? 
·誰でもなりうるネット依存!!
·川島先生のストップネット依存~ネットの使いすぎは脳の中から学んだものをなくしてしまう!?
·川島先生のストップネット依存~やっぱり大事!早寝・早起き・朝ごはん
·安川先生のネット事件簿~全部本当にあった話です!!
·安川先生のネット事件簿~どの機器でも起こりうる事例です!
·子どもを守るために1~ネットにつながる機器を買い与える前に
·子どもを守るために2~命守るフィルタリング(ゲーム機・携帯音楽プレイヤー・おさがりスマホ・スマホ)
·子どもを守るために3~我が家のルール作り
·大人みんなで地域の子どもを見守ろう~各学校・PTA等の取組 
·ネットとうまくつき合おう~親子のホッとネット大作戦

特徴

ネット問題の専門家である全国webカウンセリング協議会の安川雅史氏と東北大学教授の川島隆太氏の監修によりパンフレットを作成しました。ネット依存やネットいじめなどの事例によりインターネット利用の危険性を示すとともに次の3つの対策について周知啓発します。(1 ネットにつながる機器を買い与える前に確認すること2 ペアレンタルコントロールとフィルタリング3 家庭のルール作りと見守り)特に、ペアレンタルコントロールとフィルタリングの設定方法を具体的に示し、家庭で設定できるようにしました。また、家庭のルールを記入・掲示し、日々振り返りながら子どもを見守ることができるページをつけました。 
 
ネットいじめ・LINEいじめ・リベンジポルノニュース
ネット依存の子どもたち<下> 絶対悪視は逆効果
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013081702000132.html
リクナビ進学ジャーナル悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
http://journal.shingakunet.com/column/6865/
<子どもとネット>「ラインいじめ」 使い方 ルール決めさせて
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130913.html
<子どもとネット>トラブル防ぐには フィルタリング 親の責務
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130830.html
ネット依存の子どもたち<上> 「つながり」に縛られ
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130815.html
ネット依存の子どもたち<下> 絶対悪視は逆効果
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130817.html
下記から、東京で行われました人権シンポジウムの模様を見ることができます。安川は、LINEいじめについてお話させていただきました。
人権シンポシンポジウムin TOKYO
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
http://dot.asahi.com/aera/2013120300029.html
LINEトラブル深刻 いじめや暴力の契機に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/52231
進化するネットいじめ 今、怖いのはLINEの“外し”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00010003-jisin-soci
広がる“リベンジポルノ”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/11/1121.html
わが子をストーカーからどう守る
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/16/01.html
リベンジポルノ:被害拡大 元交際相手の写真、ネットに
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000m040120000c.html
インターネット依存問題に取り組む相談機関
誰も見ていないなら何をやってもいいのか?
流出画像 消えぬ傷 元交際相手の復讐投稿 絶えず
東京新聞‎
嫌がらせで、元の交際相手や配偶者のわいせつ画像をインターネットに流出させる「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」の被害が後を絶たない。投稿者が摘発されても、流出画像を消し去るのは至難の業だという。
NHK オトナへのトビラTV - “スマホ便利だけど…”
 
全国webカウンセリング協議会関連情報
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フリースクールみらいのつぼみ

 

フリースクールみらいのつぼみ

現在、不登校、いじめ、意欲減退、学力不振、家族・対人関係、ネット・ゲーム依存など、生徒とその家族を取り巻く地域社会は様々な課題をかかえています。

フリースクールみらいのつぼみは「課題を抱える生徒や保護者の方に寄り添い、支援を行うこと」「地域とのかかわりにより生徒や保護者の課題を解消し、社会で活躍できる人材を育成すること」を目的として開校しました。

私は教員時代に、様々な子ども達と接する中で、表層に表れない1人ひとりの苦悩や葛藤を深く感じていました。家族の事、友人関係の事、学校での事、自分でもよく分からない辛い事など、本人ひとりでは、立ち向かえない環境にいる子ども達とたくさんかかわりました。

そこで、私は、何かできる事があるのではないか、自分だけでも寄り添えるのではないか、という想いで今の活動を始めました。

学校現場を離れ、養護施設や少年院、児童自立支援施設、知的障害者の施設へ訪問すると、様々な子ども達が一生懸命生きていました。執拗ないじめにあった子ども、家族から見放された子ども、虐待にあった子ども、自分が必要とされていないと信じている子ども、結果として学校に通えなくなった子どもを、日々目の当りにし、子ども達には、心のよりどころ、安心できる居場所や支える人が必要だと痛切に感じました。

絶望してしまいそうな境遇の中、ひたむきに生きている子どもにもたくさん出会いました。私はこのような子ども達や保護者のために、私も成長し続けながら、力になりたいと想い、活動を続けています。

今の社会・世間の荒波を「自分の力で」乗り切り、将来、社会で自分らしく生きていける(貢献)できるよう、子ども達とその家族を支えていきます。

フリースクールみらいのつぼみは、私のこのような想いを実現できる「居場所」として活動して参ります。


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